デントリペアとは自動車にできてしまったヘコミを塗装をしないで修理する技術です。基本的には専用ツールをボディーの裏側に差込みヘコミ箇所を繊細に押し上げ元の状態に復元する修理方法になります。
本来は雹害車に適応した技術として誕生し発展してきましたが、近年は技術や専用ツールの進化により雹害車以外のヘコミにも対応できるようになり板金塗装と同じ分野として広く普及され始めております。
デントリペアとは塗装しない、この一言につきます。塗装工程で必要な下地処理、調色作業、養生作業などが必要なくなりますので、作業時間が短縮されるためヘコミの大きさにもよりますが価格的にも安く提供できます。
また近年は自動車に使用している鉄板の材質上、修復がむずかしくなってきておりパネルを交換して塗装すると予算的にも高額になりますし周りのパネルも塗装する場合もあります。
デントリペアの最大のメリットは塗装しない事にあり必然的に被害を最小限におさえるメリットもあります。
板金塗装と同じ点で言えば自動車保険は同じく使えますのでご安心下さい。
通常の小さな浅いヘコミ程度で塗装がワレる可能性は極めてゼロに近いです。しかし硬いプレスライン上のヘコミ、深くきついヘコミ、大きなヘコミなどは当たった衝撃が通常の何倍にもなります。
このため表面上の塗装でワレは確認できませんが、表面下では衝撃により塗装の密着が限界を超えパネルから塗装が剥がれかけている可能性は否定できません。この点を踏まえてお見積もり時や施工前には十分にご説明いたしますのでご安心下さい。
基本的には可能です。施工方法としてはボディーの表側から特殊ツールを使いヘコミを引っ張り出す方法があります。
しかしながら通常は裏からヘコミを細かく整形しておりますが、それができないという事もあり通常に比べて若干の歪みが残る可能性はありますので
施工前にはご説明させていただきます。
小さい浅いヘコミで新車の塗装なら剥がれる可能性はまずゼロに近いです。しかし再塗装されているパネルの場合は再塗装時の下地処理などで左右されますので剥がれる可能性は否定できません。現車確認でお車の年式、塗装の状態、再塗装の有り無しも確認し十分にご説明いたします。
クリアーに少しキズが付いてるけどヘコミだけ直らないのかな。。。以外に多いです。クリアー上ですとヘコミを修理すれば比較的目立たなくなりますので修理いたします。ご要望あればタッチペン(クリアー)になりますがサービスでいたします。
基本的には、自動車が停止状態時にできたヘコミがデントリペアには最適です。バック時など低速走行でも、電柱に気づいて僅かにぶつけたのか、または電柱に全く気づかずアクセルを踏んでいる状態でぶつけたのかで大きく変わります。後者の場合は車の車重も考えますと相当の圧力により予想以上にパネルが延びている事がほとんどですのでデントリペアには不向きになります。ヘコミの大きさにもよりますがデントリペアの絞りには限界がでてまいりますので仕上がり、施工料金的にも考えますと板金塗装をオススメしております。
ドアの端はパネル同士が合わさって隙間が無いことが多く非常に厳しい場所です。付近のヘコミなどでもヘミング(パネルの合わせ目)によって折れ目の線が入っている場合が多いです。現車確認させていただき可能かどうか判断させていただきます。
ヘコミの大きさにもよりますが通常は準備も含めて約2時間前後はいただいております。施工箇所、ヘコミの大きさ、トリム脱着作業などによって施工時間は変わりますので施工前に概ねの時間はご説明いたします。
※1日お預かりする場合もあります。
板金塗装のようなパテ痩せなどは一切ありませんし、修理後でも全く変化が無いのがデントリペアのメリットでもあります。
代車は軽四AT車をご用意しております。当店では待合スペースが無いため施工中は代車無料貸し出しでお待ちいただいておりますのでご了承下さい。施工終了後にお電話いたします。
基本的にはバンパー材質上の問題で鉄パネルやアルミパネル同等の仕上がりが難しいため当社の信頼しております板金塗装工場をオススメしております。
エクボ程度なら可能ですが、タンクの形状によりツールアクセスの問題などで修復できるヘコミ箇所が限定されますので全てのヘコミには対応は困難です。また当店の品質に達する事ができると判断した場合のみ施工いたします。できるだけ対応させていただきます。 ※数日間お預かりでの施工になりお時間いただきます。
基本的には店舗でのデントリペア専用ピットでの施工になります。施工環境によっては、やはり品質に影響する可能性がでてきますので常に安定した品質をお客様に提供するためにも専用ピットを設けております。
ご自宅など屋内環境がととのってらっしゃる場合は出張も可能ですが、事前にメールでデントリペアで
修復可能かどうかなどの連絡はさせていただきます。
その他ご質問がございましたら、お気軽にお電話またはメールにてお問い合わせください。